前回までのあらすじ
最終話：催眠術セミナーに潜入したら催眠術師になった話（現在のページ）
ひょんなことから催眠術の動画撮影を
見学させてもらうことになったReM。
不思議な光景と非日常な空間を
目の当たりにしたReMは、
ついに、催眠術師たちの師匠と
運命の出会いを果たす。
そして、自分を変えるきっかけを掴むために、
催眠術セミナーに参加する決断をしたのであった。
催眠術セミナーに潜入開始！
すいみんじゅつ講習・・・
ってちがーう！
正しくは、こちらでした。
怪しすぎるわね。
セミナー会場に到着！
催眠術セミナーの会場に
無事にたどり着いたReM。
しかし、ReMは扉の前で、
中に入るのを躊躇していた。
でも、ここまで来ちゃったら
入るしかないかぁ。
ガチャッ。
ゆっくりとドアを押し開けると、
中で待っていたのは・・・
お久しぶりです～
今日はよろしくお願いします！
一度お会いしたことがある蓮さんを見て、
少し安心したReM。
周りを見渡すと、
すでに10名ほどの方が着席していました。
一緒に学ぶ仲間がいて、
少し心強くなったReM。
そしていよいよ、
催眠術セミナーが幕を開けます。
催眠術セミナー開始！
「メンタルブロック」を突破する経験も
同時にしてもらおうと思います。
一体どういうことなんだろう？
この時の私は、まだその真意を
よく分かっていませんでした。
催眠術の講義を受けるReM
最初は、目の前で
先生の催眠術を見せてもらいました。
いろいろな種類の催眠術を
手際よくかけていく様子を
近くで見る事ができました。
そして、講習が進み、
催眠術の全体像が段々と
明らかになっていきます・・・
催眠術をかけていく流れって
こんな感じなんだ。
そして、催眠術の講義が
ひと段落つくと、
掛けてもらおうと思います。
一人ずつ練習していくわけか・・・
生まれて初めて催眠術をかける受講生たち。
少し心配になりながらも、
応援する気持ちで見守っていると・・・
なんと皆さん、
催眠術をかけることに
成功しているではありませんか！！
す、すごい！！！
ReMさんもやってみましょうか。
いよいよ自分の順番が回ってきました。
少し不安になって身体も緊張していましたが、
仲間たちが次々と成功している様子を見ることで、
頼もしく感じていました。
挑戦しないよりはマシだ！
失敗も覚悟して、
自分の出せる力を思いっきりぶつけました。
かけてみましょうか。
ReMはセミナーで習ったポイントを守りつつ、
教わった通りに催眠術を掛けていきました。
まるで北極のような寒さになります。
めちゃくちゃ寒いです！
成功だ！！！
これも蓮さんのおかげです！
催眠術を反復練習する
しかし、催眠術を掛けることに、
一度成功しただけで
浮かれている場合ではありません。
何度も繰り返し練習しなければ、
身体で覚える事ができません。
そして、セミナーでは、時間の許す限り
色々な催眠術を練習させてもらいました。
例えば、
- 手が開かなくなる催眠術
- 椅子から立てなくなる催眠術
- 両手が壁に引っ付く催眠術
- 声がでなくなる催眠術
- 笑いが止まらなくなる催眠術
- 好きになってしまう催眠術
- 飲み物の味が変わる催眠術
- 名前を忘れる催眠術
- 数字が言えなくなる催眠術
- タイムストップ
- 芸能人の幻覚が見える催眠術
・・・など、様々な催眠術を
練習させてもらいました。
催眠術を当たり前にかけている自分に
少し不思議な感覚になりましたが、
「出来て当然だ」と
思える自分がいました。
「メンタルブロックを突破する」
ってことなんだ！
メンタルブロックというのは、
要は”思い込み”です。
つまり、自分で自分に
出来ない催眠術を掛けているのです。
そのことに気がついて
自分の中にストーンと落とし込めた時に、
私は自分のメンタルブロックを
突破することができたのです。
懇親会で蓮さんに相談する
セミナー終了後は、
居酒屋で懇親会が開かれました。
その時に、蓮さんと直接お話しできる機会があったので、
私が長年感じていたことをお話しました。
「メンタルブロック」の塊だったんです。
それから、私が過去にどれほど
メンタルブロックに邪魔をされてきたのかを
永遠と説明していました。
その間、蓮さんはただ黙って
ずっと聞いてくれていました。
そして、全てを聞き終えた蓮さんは、
私にゆっくりと話しかけてくれました。
今後は多くの人を救える存在になりますよ。
メンタルブロックに苦しんでいる方は
たくさんいます。
その上で克服できたことは、
今、苦しんでいる多くの方の
「希望の光」になるんです。
この言葉は、凄く衝撃的でした。
今まで、
「なんで自分だけこんなに
苦しまなければいけないんだ・・・」
とずっと思ってきました。
でも、ちょっと視点を広げてみれば、
同じように苦しんでいる人はたくさんいます。
そして、自分の経験を伝えることで、
同じように苦しんでいる人の力になることができる。
今まで自分の事ばっかり考えてきて、
そういうふうに考えたことがありませんでした。
すると、蓮さんはお酒を上品に嗜みながら、
ボソッと私だけに聞こえる声で言いました。
これまでの苦労があったのかもしれませんね。
それを聞いた瞬間、私の目から涙が
こぼれ落ちそうになりました。
でも、他の受講生もいる手前、
涙をぐっと押し戻し、
誰にも気づかれないように
静かにお酒を飲んでいました。
居酒屋の薄暗さに、
これほど感謝したいと思った日は
ありませんでした。
後日談
それから私は、メンタルブロックを突破して、
色々なことにチャレンジできるようになりました。
催眠術をマスターできたことで、
自分に自信が持てるようになり、
人とも積極的に会話を楽しめるようになりました。
今まで気づいていなかった
素晴らしい世界を見てまわることができ、
毎日とても楽しく過ごしています。
こうして、自分のブログを持って、
情報発信をするということも、
過去の私ならメンタルブロックのせいで
出来なかったでしょう。
でも、今は何にでもチャレンジできます。
私の過去の体験を公開することも、
普通なら恥ずかしいことかもしれませんが、
この体験談を読んで、
勇気を持ってもらえる人が必ずいるはずです。
そう思うと、周りの視線も
全然気になりません。
だから、私はこれからも、
メンタルブロックに苦しんでいる方のために、
ブログを更新し続けます。
なかなか漢気があってやるじゃない。
ReMからあなたへ特別プレゼント
ここまで、
「催眠術師ReM物語」を読んでくださって、
誠にありがとうございました。
これを読んでいる方には、
催眠術を習得して欲しいし、
私と同じようにメンタルブロックを
突破して欲しいと思っています。
そこで、ここまで記事を
読んでくださったあなたに
特別なプレゼントをご用意しました。
私の催眠術の師匠である
蓮さんが出版されている電子書籍
「初心者のための催眠術の教科書」です。
私の読者さんに
無料でプレゼントしても良いと
お許しを頂いてきました。
私もこの電子書籍で催眠術を勉強したし、
メンタルブロックを突破するきっかけを
与えてくれた大切な一冊です。
これを、あなたにも読んでもらうことで、
今後の人生の大きな転換点になるかもしれません。
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